家は、衣類のように“人を包む”もの。
愛知県一宮市にある、河江工務店の河江さん。
「家は、衣類のように“人を包む”もの。だからこそ、呼吸し、調湿できる自然素材を使うことが大切。」と語る河江さん。
夏場に高温多湿になるこの地域に合った、東濃桧や漆喰、羊毛断熱材などの自然素材を使って、“調湿できる、呼吸する家”を河江工務店ではつくっています。
大工として多くのリフォーム現場を経験してきた中で、河江さんが見てきたのは、「カビだらけの壁の中」だったそうです。
そして先代の社長であり大工だった父が語っていた「土や木、紙でつくる家が一番」という言葉。
この2つが河江さんの信念であり、原点でもあり、調湿できる衣類のように、素材が呼吸し、心地よい空気を保つ家を提案されています。
隣のかわいい白い家は自宅
河江工務店の事務所の隣に建つ、かわいい白い家。
気になって聞いてみると、ご自宅でした。
見た目のかわいい雰囲気が注目されがちですが、当然建てられたのは、“調湿できる、呼吸する家”。
羊毛断熱を使い、外装にも内装にも漆喰を使ったことで、夏でも家の中は涼しくて、とても過ごしやすいのですが、ただそれを口で説明してもなかなか伝わらないので、お客様には必ず体感してもらい、モデルハウス的に利用しているそうです。
家のメンテナンス代
河江さんが家づくりで大切にしている点として、家のメンテナンスが挙げられます。
家は長く住むものなので、機械類の寿命期間も考慮した方がいいし、交換や塗り替えなど、メンテナンスコストを考えて建築した方がいい、と語っていました。
確かに機械設備には必ず寿命があって、壊れてしまうとかなり費用がかかったりしますね。
それが住宅ローンを払っている間に訪れますから、家計の大きな負担になったりします。
だから設計時の性能や新築時の機能性だけを考えるだけでなく、それが長く維持され、そのまま保たれること、またそれに費用や手間がかからないことが大切なので、なるべく機械の力に頼らず、素材の力を活かして家づくりをされているそうです。
マルチタスクは苦手です
また河江さんは、1件1件じっくり時間をかけ、“お客様との二人三脚の家づくり”を心掛けているそうです。
「私だったらこうしてほしい」というお客様の声をカタチにできるように、その人のことを一生懸命考えたいし、実際にそのお客様に集中して仕事をされているそうです。
反対にマルチタスクは苦手で、複数の人を同時進行で考えて仕事するのは性に合わないので、結果的におひとりおひとりに時間をかけて、ゆっくりとスローな家づくりを一緒に進めておられるとのこと。
「私のことをしっかり考えて、家づくりして欲しい!」と思われる方にはぴったりですね。
you tubeでも話題のWB工法
河江工務店の家づくりにぴったりのWB工法は、最近you tubeでも話題なのでお問合せが多いそうです。
空気の流れで家を呼吸させるWB工法は、夏は涼しく冬は暖かい、エアコンに頼りすぎない快適さも魅力です。
その仕組みを解説されるWB工法の勉強会も定期的に開催されているので、お近くの方は聞きに行ってもいいかもしれませんね。
家づくりで失敗しないためにも、直接お話を聞くことは大いに参考になると思います。
まさにSDGs
河江さんの実践されている家づくりや暮らしは、まさにSDGsだなと思いましたし、メンテナンスの費用や手間なども、細かく考えてくれているので、将来的にもすごく安心だと思いました。
真面目で温和なお人柄も心地よく感じる方も多いと思います。
そんな河江さんなので、愛知県で自然素材を使ったかわいい家を建てられる方にはならオススメですよ。
これから新築をご予定されている方は、ぜひ相談してみてくださいね。
かわいい家photoには、河江さんの建てられた家をたくさん紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。
■河江 滋さんの会社情報
La Cornet kawae-koumuten
〒494-0012 愛知県一宮市明地字田中38番地
TEL 0586-68-1875
URL
https://kawae-koumuten.jp